製品案内 / 常温液体ガラス剤・有機無機ハイブリッド塗料

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ナショナルリファインは、長年の様々なガラス塗料の施工経験をベースに、昨今の住宅環境の変化(地震、大型台風、異常高温など)に対し、各種液体ガラス剤を適切に用いた新施工「アルティメットコートシステム」として皆様にご提案致します。

地震、突風、車の通行による振動、揺れの影響が大きい戸建家屋の長期耐久化改装塗装の場合

「超耐久化＋低汚染＋耐クラック性」
　　→　アルティメットコートGS-300HV、CR／ハイブリッドガラスコーティング剤

建物への振動の影響が比較的少なく、山問部などの低温、多湿地域や、海岸沿いの塩害地域、工場などの粉塵が多い地域、農園等の農薬散布の影響が多大な地域の戸建建物の長期耐久化改装塗装の場合

「超耐久化＋低汚染＋耐薬品＋耐凍害」 →　アルティメットコートGS-350T／完全無機液体ガラス剤

超耐久・不燃性・耐薬品性・耐汚染性・耐透水性に優れ、これまでの（有機）樹脂系塗料に代わる次世代性能のコーティング材です。

ナショナルリファイン常温液体ガラス剤

ガラスの主成分に30種類の酵素を添加し常温で液体化に成功

コンクリートや外壁、木部、鉄格子、アルミサッシなどに塗布することで、基材そのものに、ガラスの特性を付与することが可能になりました。

超長期的に、防水性、耐候性、防かび性を発揮、従来の有機塗料（アクリル5年、ウレタン8年、シリコン10年、フッ素12年、光触媒15年くらい）と比較して、抜群の性能を誇ります。（フッ素樹脂の2～3倍の耐候性＝30年～50年）
※スパーUVテスターにて、16000時間OK＝100年～150年相当。　2014年より、新商品として有機無機ハイブリッド型ガラス塗料／アルティメットコートGS‐300HVを取扱い開始。目地など柔軟性が求められる部位にも対応、住宅特有の振動、たわみに対し高い追随性を発揮いたします。

常温施工により各種基材（各種塗装面、目地コーキング部、基礎、鉄部、木部、プラスチック類、陶器、ALC、窯業系サイディング、内装クロス、床）あらゆる部位に、硬質の非晶質ガラス膜を形成する、コーティング材です。

製品情報

皮膜型　完全無機液体ガラス剤　　アルティメットコート／GS-350T
仕様	完全無機常温液体ガラス	期待耐久年数100年～
	硬度	９H
	耐熱温度	700度
	成分	SiO2
	付着強さ	35.3kgｆ/平方センチメートル
	耐候性	スーパーUVテスト14000時間＝異常なし
	耐候性	サンシャインウェザー1000時間＝異常なし
価格	kg / 26,000円/【税別】
	設計価格：㎡ / 8,000円～（上記価格は目安であり、コーティングする素材、状態、工法等により変動いたします）

類似品にご注意ください

「水ガラス」「ガラス系○○」など、弊社液体ガラスに似た製品がありますが、全く違うものです。

完全無機質のアルティメットコートは、家全体をクリスタルでコーティングしてしまう「究極」の新工法です。

従来は、常温でガラス膜を形成することは不可能と考えられていましたが、新しい技術と実証がこの不可能を可能にしました。

SiO2を主成分としたガラスは、適度な硬性、透明性、耐汚染性、耐薬品性、耐熱性を生かした用途として各種容器、板ガラス、光学ガラスなど日常生活で幅広く利用されています。

液体ガラスの組成

液体ガラスの主原料＝SiO2とは、石英と言われる石のことです。
通常この石を5~7μmの粒子に粉砕し、温度と圧力を加えることで液状化します。
この液状化したガラスに苛性ソーダを加えると、板ガラスの原料となり、再度熱を加えると、私たちが日常目にする、窓ガラスや、コップのようなガラス製品となります。
液体ガラスは苛性ソーダの代わりにアルコールを加え、そこに数種類の酵素を触媒として添加することで、常温（例：０～40度、日常生活温度域）において冷えて固まることなく、液体状態を保ちます。これを薄く塗っていく事で、空気中の水蒸気（湿気：水分）と反応し、加水分解と脱水縮合反応を繰り返しながら、ガラスと成っていくのです。
この液体ガラス中に、アルコール以外の有機成分は存在せず、ガラス化する過程で、完全に揮発し、消失します。したがって他の無機系と称す(○○ガラス）、○○ガラスワックスなどの、有機樹脂（シリコン、ウレタン樹脂等）との混合型とは全く異なり、完全無機ガラスとなります。

対象物の効果

被膜型　完全無機液体ガラス剤　　アルティメットコート
対象物	効果
鉄	耐候性、防錆性、耐酸性、耐磨耗性、絶縁性、耐汚染性
アルミニウム	耐候性、耐酸性、絶縁性、耐汚染性、傷防止
ステンレス	耐候性、高温耐酸性、耐汚染性、傷防止
塗装面	耐候性、対汚染性、防かび性、環境ホルモン流出防止
コンクリート、モルタル	耐候性、防かび性、耐酸性し
木材	防水／防湿性、防虫性
樹脂	耐汚染性、環境ホルモン流出防止、ハードコート
耐火物	耐熱性、溶融金属離型性

施工例の一部（総施工面積（H20年度末時点：民間含む）62万㎡以上）

被膜型　完全無機液体ガラス剤　　アルティメットコートGS-350T
官公庁等	東京国際展示場(ビックサイト)壁面 / JR東日本(総武線車両) / 首都高速道路公団(壁面) / 科学技術館(トイレ施設) 代々木公園(橋脚) / 東京都下水道局(擁壁) / 築地市場(床) / 第四管区海上保安部(灯台部) / 沼津市役所千本浜公園(外壁) 福岡宗像市上下水道部(歩行防止柵) / 野添橋配水管支持金具 / 杉並区役所、国交省(皇居前詰め所) 静岡市立小学校、大井町立小学校、富士市立小学校(トイレ床) / 徳島市役所(東消防署) / 鳴門市役所(公衆トイレ) 国土交通省･渡良瀬川(橋脚) / 長崎市上下水道局(平間町雨水梁･配水管工事) / 松本市立小学校(トイレ) グランハイアット福岡(ホテル内装部) / 網走港防波堤胸壁、苫小牧港中防波堤 / 北海道農業開発公社(牛舎内) 仙台水道局(外壁、桜ヶ丘公園外壁) / 宮崎県下水道整備(マンホール内) / 杉並区役所(役所施設　内外壁天井) 関西電力、中国電力、九州電力、東北電力、中部電力、島根原子力発電所 / 金沢医科薬科大学 / 広島県立広島病院日本たばこ産業【倉庫】(11,000㎡) / 他【施工例面積40万㎡以上】
神社・仏閣	青梅八幡神社(東京) / 東伏見神社(東京) / 大島神社(東京) / 宋福寺(東京) / 重願寺(東京) / 実相寺(東京) / 開明寺(東京) 井口神社(東京) / 金毘羅神社(東京) / 住吉神社(東京、長崎) / 日枝神社(東京) / 誠隆寺(大阪) / 寺山火産霊神社(新潟) 氷川神社(宮城) / 霧島東神社(宮城) / 厳島神社(安芸の宮島)広島 / 報恩寺(福岡) / 長岸寺(福岡) / 長源寺(福岡) 北岡神社(熊本) / 寒川神社(神奈川) / 喜雲寺(岩手) / 白山神社(岩手) / 那谷神社(石川) 武家屋敷；文化財(秋田) / 他【施工例面積約1万㎡以上】

アルティメットコートGGS-300HV、CRは、ガラスコート(=無機)の持つ優れた長期耐候性の長所をいかしつつ、更に有機のもつ可とう性(微弾性～超弾性)の性能を併せ持ち、建物に発生するクラックの追随効果を高く発揮し建物の長期耐久化が高く期待できます。

製品情報

皮膜型　有機無機ハイブリッドガラス塗料　アルティメットコート／GS-300HV、300CR
仕様	有機無機ハイブリッド塗料	期待耐久年数30年～50年
	硬度(耐引掻強度)	４H
	成分	SiO2＋有機物
	付着強さ	塗料基準合格
	耐候性	スーパーUVテスト800時間＝異常なし促進耐候性試験800時間＝異常なし
価格	kg / 16,000円(税別)
	設計価格：㎡ / 8,000円～（上記価格は目安であり、コーティングする素材、状態、工法等により変動いたします）

ファイヤープリベンダーは、あなたの命と大切な財産を炎から守る無公害・防火難燃剤です。

噴霧するだけで天然素材を難燃化できる画期的な防火難燃剤

無色透明で無公害性の水溶性薬剤です。新建材などのように人体に有害な刺激や有毒ガスが発生しません。

処理した木材や布などに変質や変色が起こりにくく、貴重な文化財などにも安心して使えます。

紫外線や気温によって難燃効果が損なわれることなく、雨に当たらないところなら半永久的に効果が持続します。

ファイヤープリベンダー
ご利用用途	神社・仏閣・文化財などの保護にダンボールのパッケージに住宅・家具・カーペットなどに。（シーツ、患者用衣類、病室のカーテンなど）病院などのランドリーシステムに建築用材木に。（製材段階で、加圧注入）

火災では通常燃えやすい紙類、布類、木材、わら類など引火しやすい物が発火しフラッシュオーバーとなります。
フラッシュオーバー（約750℃）状態となれば不燃物質以外はすべて燃えてしまいます。
FP（火防）は、1300℃の熱を用いても炎を出さない。すなわち引火しないため、フラッシュオーバー状態とならない。いわば類焼をしないということになります。

火物であるガソリンや油にあやまって火がついた場合も、その引火が終わると類焼を止めることができます。
下の写真は報道関係者など多くの人たちの前で実験したものです。

ファイヤープリベンター燃焼実験

木造の小屋にガソリンをかけて、一斉に点火 ※右側の小屋にファイヤープリベンダー処理	右側の小屋はガソリンをが燃え尽きて鎮火	左側は完全燃焼右側は焦げただけで原型をとどめる

製品情報

ファイヤープリベンダー
仕様	成分	硫酸アンモニウム・硫酸ナトリウム・水・自然塩・その他
	PH	中性
	引火点	なし
	毒性	なし
	外観	無色液体
価格	kg / 19,200円 (3㎡塗布可能)
価格	材工価格：㎡ / 5,000円～（上記価格は目安であり、コーティングする素材の状態により、価格は変動いたします）

自動車用超耐久ガラスコート材「アルティマZ」は、高級磁器の光沢と質感、超耐久性クリスタル皮膜で最高級の艶と輝きです。

今までのコーティング材では実現できなかった輝きと耐久性

アルティマZは、ボディに塗布後数分でガラス化が始まり約1時間で光沢のある透明なガラス皮膜を形成します。

撥水性、防錆性、変退色防止、防傷性、絶縁性など、ガラスの特性が付与されます。

ナショナルリファインアルティマZ

超耐久性・耐汚染性

自動車用超耐久ガラスコート材 / アルティマZ
超耐久性	屋外駐車でも2～3年効果を発揮。ガラス質の皮膜は酸性雨、鉄粉、虫の死骸、鳥の糞からボディーを守ります。
耐汚染性	埃や排気ガス、排煙による汚れが付きにくく、水洗いだけで簡単に落とすことができます。

従来の有機系「フッ素、シリコン系樹脂」とは違い、ハイブリットのガラス皮膜が強靭にあなたの愛車を守り続けます。

製品情報

自動車用超耐久ガラスコート材 / アルティマZ
仕様	常温液体ガラス＋有機系素材
価格	材料価格：１瓶（100g：普通車で3～4回分＝6年～8年）／20,000円～

「クリスタルストーンG」は、多孔質のコンクリート、モルタルへの浸透性・無機質反応型改質の液体ガラス剤です。

浸透性無機質反応型改質剤

有機高分子系の防水・改質材とは異なり、コンクリート・モルタル等の多孔質石造材料にクリスタルストーンを塗布すると珪酸イオンがコンクリート中に浸透・拡散してゆき、硬化体空隙中に存在するカルシウムイオン・マグネシウムイオン・アルミニウムイオン等とイオン交換により珪酸カルシウムを主体とする不溶性物質を析出し、硬化体空隙を充填する。このため、低コスト・長期耐久化が計れる、まさに革命的ともいえる多孔質系の改質剤です。

コンクリートのポーラス（空隙）と見えない穴をガラスで埋めるのが、超耐久化工法です。
この両方の穴をガラスで埋めることで凍結融解障害、塩害、中性化劣化を防ぎコンクリートの劣化を防止、環境を汚染しないエコ商品です。

ナショナルリファインクリスタルストーンG

クリスタルストーンはＳｉＯ2を主成分とする１液タイプのアルカリ性水溶液で、コンクリート、モルタル等多孔質石造材料の表面に塗布することで、基材表層５～７ｍｍ浸透、拡散してゆき、基材空隙中に存在するカルシウムイオン、マグネシウムイオン、アルミニウムイオン等とイオン置換反応を起こす。イオン置換反応によって基材表面の空隙中に珪酸カルシウムを主体とする不溶性ガラス物質を析出し、基材表面を充填する。

ナショナルリファインクリスタルストーンG

優れた特徴

浸透性無機質反応型改質剤 / クリスタルストーンG
再生効果＝改質強化	経年劣化したコンクリートへの珪酸アルカリ水溶液であるクリスタルストーンGを塗布することで、コンクリート内部に不溶性の無機質結晶体を析出することにより、表面および内部強度が向上しリフレッシュすることができます。
中性化抑制	通常、コンクリートの持つアルカリ成分は空気中の炭酸ガスなどの作用により絶えず侵食され劣化していきます。クリスタルストーンGは、その劣化要因の炭酸ガス等の進入を抑止し、改質強化いたします。
防汚染性能の向上	クリスタルストーンで改質されたコンクリートは未処理のコンクリートと比較して、排ガスによる汚染、微生物、カビ、苔の発生に対しても抑制効果があります。
凍結融解抑制＝寒割れ抑制	クリスタルストーンGにより改質された高密度な表面は高い防水性を発揮し、凍結融解のサイクルによる劣化を抑制します。
凍耐薬品性の向上	以下の耐薬品性（化学抵抗性）が表れます。Ａ.各種炭化水素および置換炭化水素類（ハロゲン化炭化水素類、アルデヒド類、アミン類、界面活性剤、脂肪酸等）Ｂ.各種油類（例：自動車用、機械用、食用）Ｃ.その他、塩類水溶液（海水等）、不凍液等・・・塩害に強い
美観の維持	有機高分子系材料とは異なり、無機質で充填された改質層は紫外線による変色もありません、そのため、膨れや剥がれの心配もなく、美観を損なうことはありません。

施工事例

製品情報

浸透性無機質反応型改質剤 / クリスタルストーンG
用途	床、歩道、駐車場、ヒューム管、ブロック、テトラポッド、マンション外壁、モルタル外壁、プール、スケートリンク、石膏ボード、軽量不燃建材、護岸、庸壁、外壁
効果	耐磨耗性向上、水の浸入防止、外観の向上、酸性雨対策、クラックひび割れ防止、カビ防止、耐薬品性向上、防塵性向上、強度向上
価格	材料価格：kg / 18,200円【税別】
価格	工事価格：㎡ / 3,420円～（上記価格は目安であり、上記価格は、塗布面の状況等により変動いたします）

塗布含浸処理を施すことによりアスベストの飛散を効果的に防止します。浸透性、接着性に優れ、安全性の高い環境配慮型の石綿飛散防止剤です。。

アスゲンシーラー散布

アスゲンシーラー処理前・処理後

特徴

安全性の高い無機材料アスゲンシーラーは珪酸ナトリウム、珪酸カリウムを主成分とする珪酸アルカリ水溶液です。無溶剤で重金属類を一切含まない安全性の高い材料です。また、１液性で施工性も良く、臭気を発しないため、密閉空間での作業にも適しています。

反応軟化で基材と一体化アスゲンシーラーは吹付けアスベストに含まれるセメント及びアスベスト繊維のカルシウム分等、金属イオンと置換反応を起こし硬化していきます。異種成分との固化とは違い、基材との密着性に優れると共に、針状結晶の肥大化、吹付けアスベストの内部及び表面にコロイド珪酸を形成し、アスベストの飛散を防止します。

抜群の浸透性アスゲンシーラーはＯＲＰ値（酸化還元電位）-100mv以下の電解還元水を希釈剤として使用しています。還元水の持つ高い浸透能力で吹付けアスベストの内部固化を促進し、基材内部から表層までを幅広く改質することを可能とします。

アスベストの性能維持アスゲンシーラーは吹付けアスベストが本来持つ性能（耐火性、断熱性、吸音性等）を維持しつつ、問題となる針状結晶を無効化し、衝撃や風圧に対する抵抗性を向上することが確認されています。

長期耐久性アスゲンシーラーは無機質材料の大きな特徴である長期耐久性効果（耐紫外線性、耐熱性、耐水性）を発揮することで、経済性の負荷並びに環境負荷を大幅に軽減する効果も同時に期待できる材料です。

安心の飛散防止性能建築基準法では、石綿が添加された建築材料を被覆する場合、又は添加された石綿を建築材料に固着させる場合に用いる薬剤について、建築基準法第３７条第二号の指定建築材料として国土交通大臣の認定を取得する必要があります。アスゲンシーラーは国土交通大臣認定取得石綿飛散防止材料です。

トータルコストの削減アスベストの飛散防止措置として、根本的な解決で最も信頼性が高い工法は除去工法と言われております。しかし、除去工法は作業の長期化、除去物の産廃処理、被覆材の再吹付け等、コスト高になってしまうのが現状です。アスゲンシーラーは工期短縮、産廃処理なし、再吹付けなしの画期的な封じ込め材料で、トータルコスト低減に繋がります。

試験データ

コーンカロリー計試験（ISO5660に準拠)にて燃焼性の測定を行いアスゲンシーラーの防火性能について確認しました。基準値：20分間の総発熱量8.0MJ/㎡以下。（試験機関：財団法人日本塗料検査協会東支部）

試験体記号	1	2	3
20分間の総発熱量(MJ/㎡)	4.4	3.5	5.6
200kW/㎡を超える時間（秒）	0	0	0
着火時間（秒）	着火なし	着火なし	着火なし
消炎時間（秒）	-	-	-
防火上有害な変形・亀裂等	なし	なし	なし
不燃性判定	不燃	不燃	不燃

国土交通省告示1446号に準拠し、試験体の作成及び試験を実施。
建築基準法第37条に基づく品質性能評価のうち「石綿飛散防止剤を塗布した建築材料に空調機器などによる風圧を加えた際に、当該建築材料から繊維の飛散が認められないこと」
基準値：大気１リットル中石綿繊維10f/L以下（試験機関：建材試験センター）

試験体記号	乾湿繰り返しなし(f/L)	乾湿繰り返しあり(f/L)
1	2.0	2.0
2	2.3	2.0
3	2.0	1.7
平均	2.1	1.9
吹付面の外観観察	異常なし	異常なし

国土交通省告示1446号に準拠し、試験体の作成及び試験を実施。
建築基準法第37条に基づく品質性能評価のうち「石綿飛散防止剤を塗布した建築材料に固形物が衝突した際に、その衝撃によって生じる飛散防止層（石綿飛散防止剤により被覆又は固着された当該建築材料の部分）のくぼみ深さ石綿飛散防止剤を塗布しない場合と比較して大きくなく、その衝撃により飛散防止層の脱落の発生がないこと。」（試験機関：建材試験センター）

種類	試験体番号	外観	くぼみ深さ(mm)	脱落の有無
アスゲンシーラー塗布	1	くぼみが認められた	5	無
	2	同上	5	無
	3	同上	6	無
	平均	-	5	-
無塗布	1	くぼみが認められた	7	無
	2	同上	10	無
	3	同上	8	無
	平均	同上	8	-

国土交通省告示1446号に準拠し、試験体の作成及び試験を実施。建築基準法第37条に基づく品質性能評価のうち「石綿飛散防止剤を塗布した建築材料に引張力が作用した際に脱落又は損傷を発生させる付着強度の低下が認められないこと」（試験機関：建材試験センター）

種類	試験体番号	付着強度(N/c㎡)	破断深さ(mm)
アスゲンシーラー塗布	1	6.28	21
	2	6.25	22
	3	5.54	22
	4	5.76	17
	5	5.75	24
	平均	5.92	21
無塗布	1	4.35	18
	2	3.86	14
	3	4.73	20
	4	4.26	20
	5	4.33	19
	平均	4.31	18

日本経済新聞記事石綿材370施設で劣化　自治体に飛散防止指示文部科学省は12日までにストーブなどの煙突にアスベスト（石綿）を含む断熱材を使用している全国の学校や体育館、公民館など１万251施設のうち、昨年10月１日時点で、370施設の断熱材に劣化や損傷が見つかったと発表した。環境基準を超える量が直ちに飛散する可能性は低いとしているが、管理する地方自治体などに早期の対策を指示した。　断熱材は主にストーブや給湯用ボイラーの排気用煙突の内側に張られ、ひび割れや傷ができると煙突外に飛散する恐れがある。昨年、札幌市の小中学校の給食調理用ボイラーで断熱材の落下が相次ぎ、問題となった。　調査は、文科省が所管する全国12万7827施設が対象。損傷などが見つかった施設数は2014年の前回調査（380施設）を下回った。　このうち公立学校では、14都道県の227の幼稚園や小中高校、特別支援学校で劣化や損傷を確認した。都道府県別に見ると、北海道の116が最多で、石川34、東京22と続いた。私立学校では７都道県の19の施設で確認した。　これとは別に、屋内にある配管などを覆う保温材についても調査し、劣化や損傷を全国の223施設で確認。これら223施設にある通路と室内の配管部分のうち、計329カ所で石綿使用があり、1473カ所では石綿の有無は不明だが、含まれている可能性があるため、配管に囲いを作るなどの対策を指示した。　文科省は施設の名称を明らかにしていない。〔共同〕